こんにちは、インプロアカデミーの内海です。2025年も残りわずかとなりました。この一年間インプロアカデミーに関わってくださったみなさま、どうもありがとうございました!
この記事では今年のふりかえりと、来年のビジョンについて書いてみようと思います。
1.ストアカアワードを受賞

まずは直近のことで言うと、今年もストアカアワードを受賞することができました!この賞は純粋に参加人数によって決まるものなので、通ってくださったみなさんのおかげです。ありがとうございます!
「世界に誇れるインプロスクールを創ろう」という記事ではその1つ目の柱として「たくさんの人が通っている」を挙げましたが、人が集まることはスクールとしてのスタートであり、同時にゴールだとも思っています。
また、インプロアカデミーの良さは「通っている生徒さんがとっても素敵」なところにもあると思っています。先日生徒さんと話していたら「私はなによりアカデミーに来る人たちが好きです」と言っていて、「僕もそう思います」と答えました。
インプロアカデミーは来年も「素敵な人たちがたくさん集まる場所」にしていきます。
2.阿佐ヶ谷アパートメントに出演

今年あったことの中で分かりやすいニュースと言えば、Eテレの『阿佐ヶ谷アパートメント』に出演したことでした。
阿佐ヶ谷姉妹のおふたりがアカデミーの生徒さんと一緒にインプロを行い、その様子が番組にて放送されました。ワークショップは3時間以上行われたのに対して、その様子の放送は10分以下だったため、みんな「こんなに編集されるの~!?」と驚いていましたが笑、このワークショップ自体がとってもいい時間となりました。
そしてなにより阿佐ヶ谷姉妹のおふたりがとっても素敵だったことが印象に残っています。休憩時間になると姉妹のほうから生徒さんに話しかけにきてくれて、「なんて気遣いができる人なんだろう」と思いました。「あんなに売れていて経験もあるのに、こんなに謙虚に接してくれるなんて」という感動がありましたし、「だからこそ長く愛されているのだろう」という納得もありました。
今回のテレビ出演の反響がすごくあったかというと「そうでもない」というのが正直なところですが笑、おふたりの人柄に触れられたことは僕の中で宝物になっています。
3.基礎クラスを2日にしたり、1日に戻したり

一方で、経営者としては「失敗した~!」となる一年だったとも思っています。今年のスクールの大きな変化としては、基礎クラスを2日にしたり、1日に戻したりというものがありました。
基礎クラスを2日間のクラスにしたのは「よりよいクラスを提供しよう」という意図によるものです。そして実際クラスはとてもいいものになったのですが、一方で入りづらいクラスにもなってしまった、という反省があります。
インプロアカデミーの経営は「自分がいいと思うものを届けよう」とするとうまくいかず、「相手が求めているものに応えよう」とするとうまくいく、という傾向があります(まるでインプロのようですね)。
去年は謙虚に求められているものに応えた結果、全ての施策がうまくいったという感覚がありました。しかし今年は「より良いものを」と欲張った結果、逆にうまくいかなくなったという感覚があります。
キース・ジョンストンならこの状況に対して「Don’t do your best(ベストを尽くさないで)」と言うでしょう。来年は「Be average(当たり前)」に「Give your partner a good time(相手にいい時間を与える)」を心がけていこうと思います。
来年に向けて
インプロアカデミーのミッションは「自由を、広げる。」です。来年は基礎クラスを1日に戻したことで、より拡大していけるだろうと思っています。
もうひとつ大きなこととしては、本の出版を控えています(一生懸命執筆中)。本がどれくらい売れるかは出してみないと分かりませんが、少なくともアカデミーにとってプラスになるでしょう。もしヒットしたら僕も想像がつかないくらいアカデミーは発展していくと思います。
はたして来年はどんな年になるでしょうか?どうぞお楽しみに。来年もインプロアカデミーをどうぞよろしくお願いします!

