このページでは、インプロアカデミーのクラスの選び方をご案内します。
インプロを体験したい方にはインプロ体験会がおすすめです。対面は2時間、オンラインは1.5時間で、インプロを気軽に体験することができます。「体験は不要」という方は、いきなり次の基礎クラスに飛び込んでも大丈夫です。
対面の場合、体験会の次はインプロ基礎クラス(対面)がおすすめです。インプロの基本的な考え方やテクニックを学べる月1回のワークショップです。どの回からでも参加できるようになっていますし、単発参加も可能です。
オンラインの場合、体験会の次はインプロ基礎クラス(オンライン)がおすすめです。インプロの基礎を学べる2時間×6回のクラスです。コンパクトにまとめられた内容のため、短い時間の中でインプロの基本的な考え方やゲームに一通り触れることができます。
その次は3日間インプロワークショップへの参加もおすすめします。考え方やテクニックを知っていても、実際にできなければ身についたとは言えません。発表会付きの3日間ワークショップはそれを試す機会です。そして舞台に立つとまた学びたくなるので、基礎クラスとの往復で成長していくのがベストです。
なお、遠方の人はいきなり3日間ワークショップに飛び込んでも大丈夫です。兵庫・岐阜・北海道・愛知など、ほぼ毎回遠方からの参加者がいます。
インプロを教えたい方はインプロファシリテーター講座へどうぞ。ファシリテーター講座では、インプロの理論とファシリテーターの視点をシェアします。
なお、ファシリテーター講座はファシリテーションを学ぶものなので、インプロゲームを知りたい方は基礎クラスのほうがおすすめです。基礎クラスとファシリテーター講座の両方に通うことで、実際にインプロゲームのファシリテーションができるようになります。
さらに応用クラスや特別クラスも
3日間ワークショップに参加し、講師が「次の段階に進める」と判断した人には、ディレクション(演出)のクラスを案内しています。早い人であれば1回で(多くは演劇経験者)ですが、ほとんどの場合は2・3回の参加の後、案内しています。
そしてディレクションもできるようになれば、自分でワークショップや稽古会を開催できるレベルになるので、インプロバイザーとして自立できます。また、この段階になればインプロチームの稽古に参加したり、英語力があれば海外で学ぶこともできるでしょう。
さらにインプロアカデミーには特別クラスもあります。特別クラスでは、海外の最新インプロ、マイズナーインプロ、インプロミュージカルなど、他では学べないようなことを集中的に学ぶことができます。こちらの参加基準はさまざまなので、それぞれのページをご確認の上、不安な方はお気軽にお問い合わせください。
Q&A
どのくらい通えばいいの?
スポーツの上達のように「人によってだいぶ違う」というのが正直なところですが、日常での変化が感じられる目安としては12~18時間程度です。それ以前だと、ワークショップ中には変化を感じられても、日常に戻ると戻ってしまう、というのが現実だと思います。
次のレベルとして、3日間ワークショップをクリアするのに2・3回(約1年)が必要となります。そしてこの時点で「自分自身が変わる」ことは実現できているので、ここで卒業しても大丈夫です。ディレクションのクラスは「人に貢献したい」「もっと勇敢になりたい」「インプロバイザーとして自立したい」という人のために用意しています。
修了証はありますか?
インプロアカデミーでは、現在のところ修了証は発行していません。その理由は第一に、3日間ワークショップをクリアするレベルは柔道で言えばまだ白帯のレベルなので、証明してもあまり意味がないからです。第二に、ディレクションのクラスをクリアするレベルであれば証明する内容もありますが、このレベルになると自立できるので、そもそも証明する必要が無くなるからです。
インプロアカデミーではインプロを通して「実際に人が変わる」ことを大事にしています。そのため、「このクラスに参加すれば次のクラスに参加できる」といった進め方にはしていませんし、「このクラスに参加すれば修了証をもらえる」といったこともしていません。そのかわり、実際にあなたが変わることにコミットしていきます。ご興味ある方はぜひお越しください。みなさんのご参加をお待ちしています!