「シアターゲームからはじめるショートシーン」ワークショップ

ヴァイオラ・スポーリンが作ったシアターゲームを使い、インプロのショートシーンを探究するワークショップです。シアターゲームには、目に見えない物体を扱うエクササイズ、場所のエクササイズ、沈黙を扱うエクササイズなどインプロのショートシーンをより興味深くする要素が詰まったものが数多くあり、役者のトレーニングとしても用いられています。今回のワークショップではそういったゲームをメインに扱い、焦ってしまいがちなシーンの始まりで落ち着いて時間を取って、よりはっきりとシーンの世界に触れ、相手と関わることができるショートシーンに挑戦します。

現在、募集を終了しております。

Overview

概要

シアターゲームとは?

アメリカの教育者であり演劇指導者であるヴァイオラ・スポーリンが作ったゲーム形式のエクササイズです。ヴァイオラ・スポーリンは移民や貧民街の子どもたちが抱える社会的な課題や、演劇に取り組む俳優が演じる上で抱える課題について、ゲームを用いて解決しようとしました。そうして開発されたゲーム群が「シアターゲーム」と呼ばれています。ヴァイオラ・スポーリンはシアターゲームに楽しんで取り組んでいくうちに、子ども達や俳優が抱える問題が解決され、能力が引き出されると考えていました。現在ではシアターゲームは世界中に広まり、演劇・教育に限らず様々な分野への応用がなされています。

ヴァイオラ・スポーリンとシアターゲームついて、詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。

シアターゲームとショートシーンの関係

ヴァイオラ・スポーリンのシアターゲームには自分の五感を使ったり、その場所にある物と深く関わったりするエクササイズが多くあります。そういったゲームを通じて、ゲームに取り組む役者が頭の働きを抑え、自分の身体や五感、直感を使いながらシーンを作ることが可能になります。

例:
◆五感を使うゲーム

自分が過去に触れたものの触感を手に思い出させるというエクササイズをしたり、自分がシーンの中で食べている物の味や匂いを感じるゲームがあります。

◆場所を扱うゲーム

自分の足元に何があるのか、自分の頭上には何があるかという普段のシーンでは見過ごしたり、意識が向かない物にも意識を向けながらじっくり関わっていきます。

このワークショップの中ではそういったシアターゲームに皆で取り組み、焦らずに自分の時間を取りながら実験的にインプロのショートシーンを様々な角度から探究する場所を提供します。

Details

詳細

日時
9月1日(火)19:30~21:30
場所
オンライン(Zoom)
対象
インプロのシーンを探究したい方・普段と違うアプローチの仕方でシーンをやってみたい方
参加費
2000円
定員
8名(最低催行人数:5名)
※先着順となります。
講師
豊田夏実
アシスタント:下村理愛
申し込み
下記フォームよりお申し込みください。

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お申し込み

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