ユースクラスで学べる3つのこと

この度、インプロアカデミーで開講されるユースクラスの講師となりました、忍翔(おしょう)です!今回は、ユースクラスに参加しようかなと考えている皆さんに向けて、具体的にどういったことをやっていくのかというお話をしていきます。

①様々なインプロのゲームを通して、インプロの基礎を学ぶ!

インプロには、たくさんのゲームがあります。役者のトレーニングとして有効なもの、パフォーマンスで使うと楽しいものなど、様々な目的に応じて何百何千と作られてきました。

このクラスでは、その中でも特にインプロバイザーとしての成長に繋がるものだけを扱います。例えば「プレゼントゲーム」というゲームがあります。1人がパートナーに「はい、○○」と言ってプレゼントを渡し、パートナーはそれを喜んで受け取るというゲームです。

シンプルなゲームですが、扱い方によっては、学びの深いゲームになります。例えば、相手が本当に喜ぶものは何かを考えてみたり、思い付いたものを反射的に言ってみるチャレンジをしたり、受け取る側が感情的に受け取ってみたらどうなるかを試したり、2人の人物によるコミュニケーションを探求するにはもってこいのゲームなのです。

他にも「次どうなるの?」というゲームがあります。1人が「次どうなるの?」とパートナーに聞き、パートナーはその人の身に起こることや、その人の行動を提案します(例:海の見える公園に行こう、スカウトに声をかけられる…など)聞いた人は、展開にワクワクしたら「いいね!」と言い、それを演じます。もしそうでなかったら可愛く「ノン!」と言い、パートナーは違う人に変わり、その人が新たな提案をします。相手がその瞬間に望んでいるもの、展開を与える、そしてそれに対して正直な反応を返すことで、物語に必要なことは何かを学ぶことが出来ます。

こういったゲームを通して、即興で相手と関わり、そして物語を作るために大切なことを、皆で楽しく学んでいきます!

②シーンワークを通して、演技、ストーリーテリングを学ぶ!

クラスの後半では、2~3分の短いシーンを主に作っていきます。実際に演じながら物語を作るというのは、一見難しそうですが、ここまでたくさんのゲームでインプロの基礎を学んでいるので、意外と出来ちゃったりします(笑)

例えば、演技というのは、相手を見る、聞くということですが、これは先程の「プレゼントゲーム」で十分学べます。ストーリーテリング(物語を作ること)も、2つ目の「次どうなるの?」で学ぶことが出来ます。

…ね?(笑)

まあとはいえ、これらを総合して実践するためには、実際にシーンをやることが一番学びになるので、たくさんやって、たくさん失敗して、たくさん学んでいきましょう

③信頼出来る仲間達と、失敗を楽しみ、挑戦することを学ぶ!

今、「たくさん失敗する」というワードを出しましたが、インプロは失敗と常に隣り合わせです。
先が決まっていない中で、パートナーと協力して作っていくものですから、もしかしたらインプロは、世界で最も失敗が起こりやすいジャンルなのかもしれません。

でも、そこにインプロの魅力があるのです。日常生活では、「失敗」というワードはネガティブな意味合いで使われます。だから、皆失敗することを嫌がります。失敗することを避けるため、うまくいくかどうかわからないことは、なるべくやらないようにします。そうすると、自分がうまく出来ることだけ、知っていることだけしかやらないようになってしまい、自分の世界がどんどん閉ざされていってしまいます。

しかし、インプロでは失敗を「Good Challenge!」(いい挑戦だ!)と称えます。そうすることで、失敗が段々とポジティブな意味合いになってきます。失敗をポジティブに楽しめるようになると、うまくいくかどうかわからないことでも「やってみよう!」と思えるようになります。そうすると、自分がやりたいと思ったことや、未知の世界に飛び込むことが出来るようになり、どんどん世界が広がっていきます。これは、若い人達にとってとても大切なことだと思います。

僕は19歳の時にインプロに出会い、そこからわずか半年で学生初のインプロ団体「劇団しおむすび」を立ち上げました。そこから、学校や年齢の垣根を超えた様々な人達と出会い、インプロの本場である海外に1人で飛び込み、バイトや仕事を一切やめてインプロ一本で仕事をするようになりました。

こんなに思い切った数々の挑戦は、失敗を怖がっていたら、出来なかったと思います。インプロには、これから20代に突入していく皆さんにだからこそ、刺さることがたくさんあります!

ひょっとしたらこれを機に、一生の仲間と、一生尊敬出来る人、一生探求していくものに出会うことが出来るかもしれません。一緒に今この瞬間を楽しみ、たくさん挑戦し、たくさん失敗し、たくさん笑い、たくさん成長しましょう!

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2011年に日本初の学生インプロ団体「劇団しおむすび」を結成し、2015年に国際シアタースポーツ協会(iTi)会員となる。以降キースのフォーマットのガイドブック翻訳や、海外講師のWS企画など、世界の最先端のインプロを日本に広める活動をしている。