もりじゅん、3月をもってインプロアカデミーを卒業します!

こんにちは!もりじゅんです。突然のご報告で、驚かせてすみません。
私は、3月末を持って、インプロアカデミーを卒業することとなりました。

理由は、経営者としてもっと力をつけて、もっと多くの人が自分の人生を歩める世界を作りたいと思ったからです。

どうゆうこと?って感じですね・・・笑。順を追って説明します。

私は3年前にインプロに出会いました。そこで目の当たりにしたのは、自分の気持ちを蔑ろにしている自分・うまくやりたいと思って今を楽しめていない自分・失敗が怖くて何も動けない自分。インプロのワークで自分が何を体験したのかが分からず、インプロ的にいい言葉(失敗したけど楽しかった!とか)を言ってみたり、怖くてシーンに出れずに帰り道に泣いていたりもしてました。

そんな自分は、日常を生きている自分そのものでした。

そこから、私の人生の大改革が始まります。私が本当にやりたいことはなんなのか。本当に一緒にいたい人はどんな人なのか。どうやって生きていきたいのか。そんな改革の中で大きな影響を与えてくれたのが、インプロアカデミーです。

当時は、個人のインプロバイザーをサポートすることによってインプロを広め、結果的に社会貢献されることを考えていました。しかしそんな中でインプロアカデミーに参画させていただき、団体であることで、より多くの人にインプロを届けることができると喜んだことを覚えています。

同時に関わらせていただいた、IMPRO KIDS TOKYOと合わせて、多くの時間と労力を費やしてきました。

最初は、HPどうするとか、どのSNS使うかとか、クラス連絡どうするかなど事務的なことから、ミッションは何か、どういうスクールにしたいか、座組みはどうするかなどの方向性を含めたところから立ち上げていきました。全くの「0→1」はあまり経験した記憶がないですが、HPを始めテクニカルな面は内海さん、スプレッドシートやドライブなどの管理系はもりじゅん、新規を増やすのは・・・などなど、それぞれの人生で経験してきたことを組み合わせて形作られていくことが、とても楽しかったことを覚えています。

スクールとして走り始めた後は、クラスをより盛り上げるためにはどうしたらいいか、もっとスムーズに回すにはどうするのか、参加者の人が学び続けられるとはどういうことなのか、たくさん考え、たくさん行動してきたと思います。ゴリラシアターやシアスポは、集客のために毎日心が持っていかれていましたし、私がメインで進めていた受講者インタビューは、14本もあげていました。

大変なことや苦しいこともありました。いっぱいありました。笑

でも、まだまだ甘っちょろい大変さだったと、今では思います。

私は、内海さん(やIMPRO KIDS TOKYOの代表りな・まいきー)の後ろに隠れて、自由に好き勝手やらせてもらっていました。方向性を示してもらい、私はただやるだけでよかった。責任は全部3人がとってくれました。

でもその3人が、私に少しずつ場を与えてくれました。ストテラの自主練会を回すこと。講師としてアカデミーのクラスを担当すること。IMPRO KIDS TOKYOのクラスのリーダーをすること。そして、株式会社フィアレスのCOOになること。

チャレンジさせてもらう度に、自分がいかに守られていたかに気付きます。自分に実力がないかを痛感します。結局、井の中の蛙でしかないことを知ります。

でも、井戸の壁にぶつかって、世界の大きさと自分のちっぽけさに気付くと同時に、自分にできることも見えてきました。

私がやりたいことは、自分の人生を歩める人を1人でも多く増やすことです。かつての私のように、自分の気持ちを押し殺して、自分が楽に泳げる範囲に留まってうまくいっているように振る舞うのではなく、本当の望みに向かってまっすぐ進める人を増やしたいのです。

語弊のないように説明しておくと、「自分の人生」=「社会的に成功すること」ではないと思っています。どうしても社会的な指標を基準に、お金や名声を求めてしまいがちです。しかし、家族で平和に楽しく暮らしたいとか、ずっと趣味の写真を撮っていたいとか、すごく素敵な人生だと思います。本当はそれを求めているのに、なぜかお金を稼ぐために心を殺して働き続けることを、自分の人生にまっすぐ進んでいるとは思いません。「私は家族と平和に暮らす人生を歩みたいので、仕事はほどほどでやっていきます!」と、高らかに宣言できる人を増やしたいのです。

これまでは、インプロアカデミーとIMPRO KIDS TOKYOを中心に、インプロバイザーとして活動することで、私の夢を達成しようとしていました。でも今では、私が経営者として大きくなることで、アカデミーを含めたもっと多くの人の人生に関われることを知りました。そして、これが私のやりたいことだと感じています。

なので、インプロアカデミーはここで一旦卒業し、株式会社フィアレスと、もう一つ別の会社の経営をしながら、大きく成長していく期間をとることにしました。

今の私は、いつかアカデミーに違う形で関われたらなと思ってはいますが、進んでいくと、何かまた新しい展開が見えてくることも、インプロで学んでいます。ここからどんな道になるのか全然わかりませんが、一歩ずつ進んでいこうと思います。

2020年6月から本格的に始動し、1年9ヶ月という月日をアカデミーと共に歩めたことは、アカデミーに関わっていただいた皆様のおかげです。この4月から、アカデミー2.0としてまたさらに進化していきます。今後のアカデミーにご期待ください!!!

本当にお世話になりました!!!

2022年03月10日 インプロアカデミー事務局 森純子

大学にてミュージカルや演劇活動をスタート。会社員時代に出会ったインプロに教育的価値を感じ、独立後、個人で活動しているインプロバイザー(パフォーマー・芸術家)を支援する活動をしながら、インプロ団体の経営に参画。
LINE登録