「アシスタント枠」をはじめます!

こんにちは、内海です。今日はインプロアカデミーのクラスへの新しい参加方法についてお知らせします。

それは「アシスタント枠」というものです。

これはクラスのリピーターの人を対象に、クラスに参加者兼アシスタントとして参加するものです。

まずは12月から始まる『Impro for Storytellers』クラス第四期から実験的にはじめていきます。このクラスのアシスタントはクラスへの参加に追加して、

  • 講師の内海とともに、毎回クラス後に30分程度のふりかえりを行う
  • 自主練会を主催する(任意)

という経験をすることができます。そしてこれらの経験を通して、ワークショップを受ける側だけではなく、ワークショップを実施する側の学びも得ることができます。

なぜやろうと思ったのか?

「私もワークショップをしてみたいんですが、何をどう学んだらいいでしょう……?」

これは僕がよく受ける質問のひとつです。同時に、答えることが難しい質問だとも感じています。なぜならファシリテーターの学びは「教わる」というよりも「盗む」という感覚が近いものだからです。僕自身、そのようにしてファシリテーションを学んできました(教育学ではこのようなモデルを正統的周辺参加と言います。)

しかし「盗む」にしても、ワークショップの参加者としてファシリテーションを盗んでいくのは大変なものです。なぜなら、ファシリテーターはワークショップを進行するものの、「なぜそのように進行するか」は語られないことが多いからです。

そこで、このアシスタント枠の仕組みを考えました。ワークショップに参加するだけではなく、ワークショップ後のふりかえりを通して、ファシリテーターが「なぜそのように進行したか」についても学ぶことができます。そしてその学びは思いのほか大きなものです。

実際、『Impro for Storytellers』クラス第三期ではもりじゅん(めろ)がアシスタントになっていましたが、その枠を通してとても多くのことを学んでいました。「こんなに学びがあるポジションを再び用意しないのはもったいない!」それがアシスタント枠を始めた直接のきっかけでもあります。

アシスタント枠は必ずしもファシリテーターを目指す人だけの枠ではありません。よりパートナーをサポートできるようになりたいインプロバイザーにとっても有益な時間となるでしょう。インプロの学びがそうであるように、ファシリテーションの学びも終わりのない豊かなものです。私と一緒に学んでいきましょう。

実際にアシスタントとして参加してみてどうだったか(もりじゅん)

こんにちは!第三期のストテラWSで実際にアシスタントをしてみたもりじゅんから、感想や実際に学んだことをお伝えします。

インプットとアウトプットを高速で回せた

私は任意の自主練会を、ほぼ毎週開催していました。そのため、本編のワークに参加する→自分でやってみるというサイクルを4ヶ月間回し続けることができました。

最初は内海さんがやったワークをそのままやることが多かったですが、自分の言葉で次のワークの説明やなぜそれをやるのかを伝えることで、ワークの流れについて理解を深めることができました。また、基本の流れを元にしつつ、徐々に参加者の様子によって別のワークに変えることも考えていけるようになりました。

「楽しんでいるか」から「学んでいるか」を見れるようになった

私はこれまで、一緒にインプロをする相手が楽しんでいるのかという点に意識を向けていました。しかし、このアシスタント期間を経て、参加者が何を体験したのか・何を学んでいるのかという点に視点が向けられるようになりました。

これは、ワークショップ後の振り返りが大きかったと思います。振り返りでは、内海さんと私でそれぞれいいと思ったポイントともっと良くなりそうなポイントを上げていきました。これによって、私と内海さんの視点の違いが明確になります。

私はこれまで持っていなかった参加者がどう学んでいるのかという視点を獲得したり、参加者が楽しんでいるから良かったという感想から、自分の体験から学んでいてよかった・参加者から問いが出てきてよかったという感想に徐々に変わっていったように思います。

4ヶ月という期間だった

ストテラWSは4ヶ月という長期間に渡るワークショップです。そのため、ここでの学びが表面的なもので終わらず、一通り形にすることができました。

私は、参加者が楽しいと思える空間でワークショップができること、逆に参加者がチェレンジしてみたいと思えるワークや問いを投げかけるのは苦手であることを知りました。また、自分がワークに参加する側のときも、自分だったら次に何をするか・どうフィードバックするかを自然と考えるようになりました。

他にも学びはたくさん

ここまで学びを大きく3つ上げましたが、他にも、
・ストテラをもう一回読み直せる
・自分が理解しているところとそうでないところが明確になる
・参加者をサポートする手札が増える
などなど多くのことを学ぶことができました。

私はこのアシスタント枠でファシリテーターができるようになることを目標にしていたため、そちらを中心とした学びが大きいですが、参加する人の視点によって、いろんなことが学べる可能性のある取り組みだと感じています。

興味のある方はぜひ飛び込んでみて下さい。

『Impro for Storytellers』クラスの詳細・お申し込みはこちら

本アシスタント枠は定員に達したため募集を終了しています(2021.10.10現在)

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は200を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において1000回を超えるワークショップを開催している。
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