自分の人生の主人公になるために~『Impro for Storytellers』クラスの学びとは?~

こんにちは、内海です。『Impro for Storytellers』クラスは現在、第四期の参加者を募集しています。それにあたり先日、「どんなクラスなのかもっと知りたい」という方に向けてお話をする機会がありました。ここでは、そこでお話した『Impro for Storytellers』クラスの学びについて書いていきます。

『Impro for Storytellers』クラスの学びとは?

『Impro for Storytellers』クラスでは、大きく分けて3つのことを学びます。

  1. ストーリーの基本的な作り方について学ぶ(最初の1ヶ月)
  2. ストーリーを止めるテクニックについて学ぶ(2ヶ月)
  3. ストーリーを止めることもできるし、進めることもできる自分になる(最後の1ヶ月)

大きな特徴は、2番目の「ストーリーを止めるテクニックについて学ぶ」です。キース・ジョンストンのインプロでは、人は本来ストーリーを語ることができると考えています。しかし、大人になるにつれて人はストーリーを進めることが怖くなり、ストーリーを語れなくなっていきます。

「ストーリーを止めるテクニック」という名前は「テクニック」とついていますが、これはキース・ジョンストンの皮肉で、実際には「自己防衛のために人がとりがちな行動」という意味です。その代表的なものは「ブロッキング」です。

「森に行こう」
「いや、行かない」
※「ブロッキング」というテクニック。提案を拒否する(Noと言う)ことで進まないようにしている。

キース・ジョンストンは、他にも様々なストーリーを止めるテクニックがあると言っています。

「森に行こう」
「うーん、今日は調子が悪いなぁ」
※「ネガティブになる」というテクニック。ネガティブになることで進まないようにしている。
「森に行こう」
「その前にケーキ屋に寄っていこう」
※「サイドトラッキング」というテクニック。安全な寄り道をすることで進まないようにしている。

『Impro for Storytellers』には、このようなストーリーを止めるテクニックが17個載っています。クラスでは、これらのテクニックを実際に体験しながら、自分がいかにストーリーを止めているかについて学んでいきます。

日常にも溢れているストーリーを止めるテクニック

ストーリーを止めるテクニックは、日常で起きていることでもあります。例えば、何かの本番前になると「今日は調子が悪いなぁ」と言う人は、ネガティブになることによって自分を守っています。本気でやって失敗するとショックを受けるので、最初から「本気を出していない」アピールをしている、という具合です。(そのことによって、本当に本気を出せなくなってもいます。)

また、重要な課題に取り組もうとすると掃除を始めてしまうのは、サイドトラッキングと言えるでしょう。

これらは分かりやすい例ですが、日常にはこのようなストーリーを止めるテクニックが溢れています。もちろん、僕自身も例外ではありません。僕はインプロを始めて10年になりますが、未だに日々の生活の中でストーリーを止めるテクニックを使っています。

しかし、以前と違うのは、そのようにしている自分に気づけるようになった、ということです。もちろん、気づいたからといって全てが変えられるわけではありませんが(また、全てを変えたほうがいいわけでもありませんが)、以前よりもずっと人生を前に進めることができるようになったと感じています。

このクラスの学びは、大きく言えば「自分の人生の主人公になること」と言えます。物語の主人公は、困難を前にしても進んでいける人物です。困難を前にして諦めてしまったり、そもそも困難に出会わないように避けている人は物語の主人公にはなれません。

物語でも人生でも、物事を前に進めることは怖いことです。しかし同時に、楽しいことでもあります。クラスではこれらのことを楽しく学んでいきます。(読書会ありのワークショップと言うと堅いイメージがあるかもしれませんが、実際にはとても楽しいクラスです。)

興味のある方はぜひその興味に「Yes」と言ってみてください。そこであなたは新しい自分を発見するでしょう。みなさまに出会えることを楽しみにしています!

世の中には「Yes」と言うのが好きな人と、「No」と言うのが好きな人がいる。
「Yes」と言う人は冒険を手に入れ、「No」と言う人は安全を手に入れる。

キース・ジョンストン

『Impro for Storytellers』クラスの詳細・申込はこちらから

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は200を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において1000回を超えるワークショップを開催している。
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