こんにちは!もりじゅんです。現在募集中のやさしい「キース・ジョンストンのインプロ」クラスは今週20日(土)まで参加者を募集しています。どんなクラスなのか、第一期の様子を例にしながら紹介していきます!
どうしてやさしいインプロクラスなの?
このクラスがどうして「やさしい」という言葉を使っているか。その理由は2つあります。
1.講師がなつみともりじゅん
私達二人が講師をすることに決まった時、アカデミーのメンバーから「やさしい二人だね」と言ってもらいました。
なつみはケアの精神が高く、参加者が全員楽しめているか、追いつけてない人はいないかなど常に気にしてくれています。もりじゅんは、雰囲気が明るく、ポジティブな声掛けがとても多いので、参加者が楽しい雰囲気でワークすることができます。
2.少人数、初心者おすすめクラス
このクラスは、通常のキースクラスから定員を少し減らし、少人数で実施していきます。そのため一人ひとりへの対応がより細かく行うことができます。
また、初心者の方でも無理なく参加できるように、ワークのステップを細かく踏み、少しずつステップアップしていきます。
仲間からフィードバックをもらう
インプロには、正解がありません。あるとすれば「相手にとって良い時間だったか」という視点です。ここを確認するために、第一期ではフィードバックをとても細かく、大切に実施しました。
ワークやシーンをやった後、お互いに「自分はこういうつもりでやったんだけど、困ってなかった?」「困ってなかったよ!むしろあの一言が助けになった」といった確認が沢山されていきました。
この延長で、自分が不安に思ったことや困ったことを積極的にオープンにしていける雰囲気にもなっていったと思います。例えば、「自分が喋りすぎて、他の人が遠慮してるんじゃないかって気になってる」「あのシーンでアイデアが無くて固まっちゃった」などです。
自分の不安や困りごとを相手に伝えることは、関係性がないと中々難しいことだと思います。クラスを通して、やさしいのメンバーが自分の気持を伝え合える存在になっていました。ショー後の打ち上げでは、それぞれの人生相談を他のメンバーが答えるという場面もあったくらいです。
フィードバックについては、参加者インタビューでも多く語られています。
ここにいるメンバーで楽しむ
フィードバックを経てお互いのことを知っていったメンバーだからこそ、生まれたゲームがあります。
Yes, Let’s(一人が次のアクションを提案する。他の人はいいねと思ったら残り、違うなと思ったらその場からいなくなる)というゲームをした時のことです。
参加者の一人が毎回早めにいなくなっていました。フィードバックを聞くと、どうも面倒くさがり屋のようです。そこで私達は、その参加者が最後まで残るような提案にチャレンジする「(参加者の名前)ゲーム」を開発し、みんなで遊びました。
他にも、私は木ですという(一人が木になって登場し、他の人が木の周りにありそうなものになって登場してくる)ゲームをしたときです。視覚障害のある参加者が「このゲームが苦手だ」とシェアしてくれました。そこで私達は、全員目を閉じて、想像の中で私は木ですをやってみることにしました。
すると、想像の枠を越えやすかったりリラックスしてできたりと、目を開けているときとは違った楽しさを全員で感じることができました。
このように、インプロで求められている正解を忠実にやるのではなく、この場にいるその時のその人と楽しむ方法を探求していくことが、インプロの面白さの1つだなとやさしいクラスの第一期を通じて思いました。第二期のメンバーとも、また新しい旅に出られることを楽しみにしています。ぜひこの船に乗りに来てください!