英語インプロ参加者インタビュー:こばん「下手っぴな英語を使っても、誰からも責められない」

インプロアカデミーが開催している各種ワークショップに通う生徒さんに、通ってみての感想をお伺いしていきます。本日は英語インプロの継続クラスに通うこばんさん!自身の英語学習への考え方の変化やインプロへの学びについて教えてもらいました。

どうして英語インプロに参加しようと思ったのですか?

「喉から手が出るほど英会話力がほしい」「だけども死ぬほど話せない」「リスニング試験が本気で拷問」「帰国子女の友人や同期を常に羨望の眼差しで見つめている」

そんなガチガチの英語コンプレックスを抱えていた私が、ひょんなことからインプロにのめり込み、Twitterを始め、とあるWSで講師の紗良さんと出会い、紗良さんのツイートで英語インプロを知り、「私も受けたい!」と連絡したのが始まりでした。

大好きなインプロと、仲良くなりたくても、なかなか仲良くなれなかった英語。
この2つが組合わさることによって、こんな自分でも英語で人と関われるようになれるのではないか…。

うん、なれるような気がする。というか、英語を学ぶラストチャンスな気がする!そんな気持ちから飛び込みました。

英語インプロでやった内容でどんなことが印象に残っていますか?

英語インプロの中では、「解決社長」(※1)というゲームが断トツで好きです(笑)

日本でも浸透しているインプロゲームのひとつだと思いますが、英語でやると更に面白い(笑)
このゲームの中で上司や部下になりきり、困難な状況を“英語を媒介にして”楽しむことで、大分、私は常用句に親しみを持てるようになりました。

あと、最近やった「次どうなるの?」(※2)というペアで行うゲーム。その時は1人が目を閉じて、目を閉じている方が見えたもの(映像)をパートナーに伝えていくのですが、私の場合はこれを英語で説明した方が、映像との齟齬が少なかった気がします(言葉の正確さはさておき!)。あと、物語的にもそれなりに筋の通ったものができたので、「さすが英語圏から来たゲーム。英語で表現した方がスムーズなのかしら」と思ったりもしました。

こうした「言語様式の違いが思考やイメージに及ぼす影響」なんてものにも思いを馳せることができるのが、英語インプロの面白いところ。ちょっとマニアックかもしれませんが(笑)

英語インプロに通ってよかったことはなんですか?

色々ありますが、やはり、「下手っぴで支離滅裂な英語を使っても、誰からも責められないし、バカにされたりもしない」ということを、身を持って実感できたことが、一番の収穫でした。

失敗しても、間違えても、それを皆で楽しんで、また新しい英語やインプロの表現を学んでいける。なんてお得なんでしょう(笑)

私は学生時代、某英語セミナーに通ったこともあります。しかし、そこでは講師の言葉が全然頭に入ってこず、劣等感だけが募っていました。なので、この「英語を使おうとしている自分を受け入れて貰えている感」は、私にとってとても新鮮でしたし、非常にありがたいものでした(これはインプロのWSに参加して、インプロにのめり込む要因のひとつでもあるかも)。
英語インプロのレッスンは、その人なりの英語を使って表現できる安心・安全な場所であり、その中で自分と英語、自分とインプロとの関係を深められる場所です。

英語インプロに出会ったことで、私は「自分は英語を学ぶことが、本当は嫌いではなかった」ことを思い出しました(もっと早く思い出したかった!)。

英語インプロはどんな方におすすめだと思いますか?

私のような英語コンプレックスの強い人、キースのインプロを学びたい人、海外でインプロを学びたいと思っている人など、今の自分の英語とインプロに変化を与えたいと思っている人にお勧めです!

講師の紗良さんはキースの文献もよく読んでいらっしゃるので、インプロで用いられる用語の意味も学べます。まさに、英語力とインプロ力が養われるWS!日本語での表現の幅も広がると思います!

※1 「解決社長」
インプロゲームの1つ。1人がある会社の社長になりきり、他の人はその従業員になる。従業員が社長に重大な問題を持ってくるが、社長は「それはちょうど良い」と言ってその問題を起こってよかったこととして解決していく。
※2 「次どうなるの(通称:夢を見るゲーム)」
インプロゲームの1つ。1人が目を瞑り物語を語り、もう1人はサポート。目を瞑って見えたものを話し、サポーターは「次どうなるの?」と聞き、次の展開を促していく。

最後に。インタビューを読んでの感想

英語インプロに参加したことで、「自分は英語を学ぶことが、本当は嫌いではなかった」と気付いたなんて、素敵なことだなと感じました!英語を使おうとしている自分を受け入れて貰えることは、語学を習得するのにとても大切な環境ですし、インプロの得意分野だなとも思います。現在(2020年7月)単発ワークを募集中です。ぜひ参加してみてください。

1995年静岡県出身。埼玉大学にて教育を学びながら、ミュージカルや演劇活動を行う。その後出会ったインプロに教育的価値を感じ、公演制作や俳優のアシスタントとして普及活動を行なっている。