アメリカの教育者であり演劇指導者であるヴァイオラ・スポーリンが作った「シアターゲーム」を実践し、スポーリンの考えについて学ぶクラスです。初心者からベテランまで、ともに学び、実践していきます。7月8月に実施されたクラスの第二期にあたるクラスです。
現在、募集を終了しています。
Overview
概要
ヴァイオラ・スポーリンとは?
ヴァイオラ・スポーリン(Viola Spolin 1906-1994)は20世紀のアメリカの教育者であり演劇指導者です。アメリカのインプロの礎を築き、「インプロの母」とも呼ばれています。
ヴァイオラ・スポーリンは移民や貧民街の子どもたちが抱える社会的な課題や、演劇に取り組む俳優が演じる上で抱える課題について、ゲームを用いて解決しようとしました。そうして開発された200を越えるゲーム群が「シアターゲーム」と呼ばれています。現在シアターゲームは世界中に広まり、演劇・教育に限らず様々な分野への応用がなされています。
「ヴァイオラ・スポーリンとシアターゲームついて、詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。」
シアターゲームに取り組みながら、大切にされている考えを共有していきます。
スポーリンが作ったシアターゲームには、スポーリンが大切にした理論や考えが詰まっています。このクラスでは実際にシアターゲームに取り組み、ふりかえりをしながら理論と実践を共に深め、積み上げていきます。
時にはシアターゲームから短いシーンに発展させるなど、実験的な内容にも挑戦していきます。インプロ初心者の方も、集中すべきポイントや具体的なやり方のあるゲームから始めていく中で自然にシーンに取り組むことができます。ベテランの方は自分の五感を使ったり、その場所にある物と深く関わったりすることで、異なる視点からいつものインプロを見直すことができます。
参考文献
ヴァイオラ・スポーリン(大野あきひこ訳)『即興術―シアターゲームによる俳優トレーニング』未来社,2005 年
Spolin, V. “Improvisation for the Theater: A Handbook of Teaching and Directing Techniques” Northwestern University Press, 1983.
Spolin, V. “Theater Games for the Classroom: A Teacher’s Handbook” NorthwesternUniversity Press, 1986.
Spolin, V. “Theater Games for the Lone Actor” Northwestern University Press, 2001.
Spolin, V. “Theater Games for Rehearsal: A Director’s Handbook (Updated ed.)”Northwestern University Press, 2010.
Details
詳細
- 日時
- 10月6日(火)~11月24日(火)までの毎週火曜日19:30~21:30(全8回)
【各回テーマ】
10/6 感覚
13 空間物質
20 場所
27 全身を使う
11/3 意識と沈黙
10 感情
17 キャラクター
24 チャレンジデー
※内容は変更する可能性があります。
※参加できない日があっても大丈夫です。ただし、欠席による返金はありません。 - 場所
- オンライン(Zoom)
- 対象
- インプロ初心者からベテランまで
- 参加費
- 一般:10,000円/月(2ヶ月)
25歳以下:8,000円/月(2ヶ月)
※一括で支払うこともできます。 - 定員
- 8名(最低催行人数:5名)
※先着順となります。 - 講師
- 豊田夏実
アシスタント:下村理愛 - 申し込み
- 下記フォームよりお申し込みください。
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