キースクラス参加者インタビュー:みさと・あべちゃんVol.2「インプロを通じてコミュニケーションできた」

インプロアカデミーに参加してくださった方に感想をお伺いするインタビュー企画。今回はキースクラスに通ってくれたみさととあべちゃん!二部作の後半です。(前半はこちら

み)みさと あ)あべちゃん め)めろ

キースクラスを担当した講師2人について

め)講師2人(なつみおしょう)のこともちょっと聞きたいんだけど、あべちゃんとみさとはどんな印象を持ってる?

あ)圧倒的包容力!

め・み)わかる!

あ)何をしても、何を話しても好意的に受け取ってくれる。私が印象的だったのが、「もうちょっとこういうことしたかった」というちょっとネガティブな感じのフィードバックをした時のこと。それを聞いたなつみさんが「でも私は嬉しかったけどね」って言ってくれて。ポジティブな気分にさせてくれるところが素晴らしいよね。

め)いいとこ見つける天才だよね。

あ)おしょうさんは、めっちゃチャレンジさせてくれる。「もっともっと」みたいな。2人のバランスが絶妙ですごい楽しかった。

め)みさとはどう?

み)今あべちゃんが言ったことを完全に同意だけど、2人のバランスがめちゃくちゃいいなって1期の時から思ってる。なつみの包容力すげえなと思ってて。あの包容力は40歳オーバーじゃないと成立しないぞって(思ってる)。

あ)人生2周目感あるよね(笑)

み)おしょうもおしょうですごいよね!全然年相応に見えない!なんかね、強豪の野球チームの監督みたいだなって。みんなのウィークポイントを的確に見極めて練習メニュー組んでくれる。で、「お前らこれ千本ノックな」って(言われる)。

め)たまに厳しいけど、信じてやれば絶対上手くなる。そこへの信頼感が半端ないみたいなね。

あ)ちょっと無理だよ、っていうギリギリの課題をくれるんじゃんね。自分がちょっと背伸びしないと届かない、でもやってみようみたいな。

め)で、心折れそうになったらなつみさんが拾ってくれるみたいな。

あ・み)そうそう!!

み)だから2人体制がすごいよね。

あ)あとびっくりしたのは、その日何をやるとか決めてきてるのかなって思ったら、(おしょうさんの)「何かやりたいことある?」から始まって(なつみさんが)「はい!私やりたいことある」ってやりとりをワーク中にしてる。「そこも即興なんだ!?」凄いびっくりした。

み)すごいよね。本当に体現してるの。自分たちが体現してるから説得力がすごい。

め)2人体制っていうのも特徴かもね。

み)多分さ、運営側からしたら講師1人体制の方が色んな意味で・・・

あ)コスパ的な面とかね(笑)

み)そうそう。すごく良心的な価格で高品質のワークショップをやってくれてるから、ほんとすごいよね!そういう意味でもインプロアカデミーには感謝しかない。

め)みさとはよく言ってくれるよね。ありがとう。

一緒にワークをしたメンバーについて

あ)私は全8回を通してみんなのこと大好きになったの。すごいいいクラスだったと思ってる。

み)クローズで8回を一緒にやるっていうのがいいよね。

あ)最終回まで、年齢もどこに住んでるかとか、何の職業かも学生なのかも微妙にわかんないみたいな人たちと、オンラインで集まってやるっていうのがとても面白かった。最初も特に自己紹介とか好きなものとか言ってなかったけど、一緒にインプロすることでなんとなくその人の人となりがわかったりとか、こんなことが響きそうだとかがわかっていくのが面白かった。インプロを通じてコミュニケーション(とれた)みたいな。これは8回同じメンバーだったからこそできたことかなって思う。

め)私、初対面の人と会う時「1回インプロしよう。その方が仲良くなるから」って思うもん。

み)オフラインでうつみくんのインプロワークを受けた時に、『初対面の人に話しかけて家まで行く』というお題を出されて、(実際に)初対面の人に話しかけるハードルが低くなったのね。そういうの考えても、やっぱりインプロってすげーなっと思えるよね。実生活でもやってみようかなって思えるんだよね。

あ)そう、やってみようって思えるんだよね。インプロで実際にやってみて、フィードバックまでもらえて自分の中に落ちて。それで実生活でもやってみようって思えて、面白い。

あと、フィードバックの時間もすごくよかったなって思ってる。フィードバックされて自分のやったことが良かったんだって思えるみたいなことがあった。(インプロではシーンやゲームを)1回やるごとにどう思ったか振り返る時間があるじゃん。あの時、自分では「あんまりうまく行かなかったな」とか思った時も、「あべちゃんのあれが面白かった」とか言われたら「あれで良かったんだ」って思えた。

本番(ワーク最終日に実施したオンラインショー『マエストロ』)の時も「もうちょっと私できたかも」とか「今のちょっと私邪魔しちゃったかな」「もっとなんか自分から行くべきだった」とか、やってる最中はネガティブになったところが若干あった。でも、終わった後にそれぞれのシーンをみんなで振り返ってフィードバックして、「あれば良かったね、これが良かったね」っていいところを交互に言ってもらえて。(その上で)改めて録画したやつを見たら、「結構いいじゃん、みんないいじゃん」って思えたみたいなところがあるのね。だから、あのフィードバックがはさまるのがめっちゃ良いなって思った。

め)確かにあれはインプロのいい文化だよね。

み)フィードバックって思い出したんだけど、特にひこがみんなのいいとこをすごく見つけてくれてたじゃん。あれはすごいサポートだなって思う。

あ)私はずっとニヤニヤでしたよ。電車とかでね。ちゃんとLINEでくれるから嬉しくてスクショとって。みんなの自己肯定感をガンガンに上げてくれる。ひこはいつもサポートしてくれる感じがした。フィードバックもすごいしてくれるし、みんなポジティブにさせてくれて最高だった。

み)なんかひこのそういう行動から、人をサポートするってこういうことなんだなっていうのも学ばせてもらった。相手のいいところを伝えるとか。

め)ちゃんと伝えるまでいかないことも多いよね。

み)そう。話の流れとかもあったりして、差し込みたいんだけど入りづらいみたいなことが特にオンラインだと(あった)。でも、その場で発言しづらいものはLINE文章にしてくれたりとか。その時に「そうかこういう手があったのか」って(思った)。

あ)言ってもらえて嬉しかった。だからひこはありがたい存在だったな。他にもナイスキャラがいっぱいいたよね。

み)みんなのキャラが8回で浮き彫りになってさ、皆が本当に愛しくなるよね。

あ・め)ほんと!最高だった。

あ)やすお!

み)やすおはほんとにおいしすぎるよね。

め)ちょっとマエストロ(※ショーで優勝するの意)あるかなって思ったけど本当に取ったよね。(※やすおはショー当日電波状況が悪く、姿を見せず声だけの出演で対応し、最終的にベストプレイヤーとしてマエストロになった)

あ)ああいうトラブルとかもさ、楽しさに変えちゃうっていうのがいいなと思ったよね。普通ネットワーク不安定とか「どうすんのどうすんの」みたいなネガティブな感じにしか転ばないような気がするんだけど、それを面白く変えちゃう、それを逆に活かしていくみたいなトラブルも楽しんでるのが本当にすごいって思って。
おしょうさんもなつみさんもやすおを活かす感じでお題とかを考えてくれてすごい良かったし、みんなもやすおをサポートする感じになったのも良かったし、その結果姿なきマエストロになったからもう完璧でしたね。

め)完璧だったね。
コジマとみさとが親子喧嘩してるやつが私はすごく好きでさ!

あ)あれ本当に最高だよね!何回も見てる!「ハゲって言ってたの聞こえてたぞ!」とかね。

み)あれは素になってたね。私の中ではあべちゃんとしめちゃんの人を殴って食べ物奪ってあべちゃんにあげるっていう、喋ってない動きだけで面白くて。それにやすおのナレーションがめちゃくちゃハマって。最初何やってるのか全然わかってなかったんだけど、やすおが絶妙なナレーションを入れててさ。あれが私の中でベストだった。

あ)オンラインの小さい枠の中で動けるしめちゃんもすごいよね。

マエストロで楽しかったシーンで、みさとの1人やったやつ。過去の自分に話しかけるやつがめちゃめちゃ好きで、何回もリピートしてる。「あんた可愛いから!これからいいこといっぱいあるから!」って(叫んでたところ)。

み)あれは失恋した直後の自分(に対する叫び)だったんだけど、そこを具体的にしたほうがよかったってフィードバックでおしょうにもらって。「何で凹んでるのか分かんなかった」って。恥ずかしさがあってさ。でも言った方が確かに分かるようなって。なんでこんなに可愛いって持ち上げてんだろみたいなね。それはね、失恋して女としての自信を失ってたから。

め)それ一言あるとでかいな。

み)だよね。だからそこでウィンピング(※インプロ用語。出てきたものを具体的にせず有耶無耶にさせること)出たね。そこさらけ出せば良かったって。

め)でも自分の人生さらけ出すってちょっと勇気いるよね。

あ)すごい元気出て、何回も見てる。「いつでも見てるからね」って終わってくれてたけど、「あぁ、私に言って欲しい」みたいな。自分が言われてるみたいで。

み)20代の自分に言ってるから、(あべちゃんは今)まさにそういう年代だよね。多分、未来のあべちゃんはそう言ってると思う。

こーへいがさ、サトラレ(※自分が思っていることが全て相手に伝わってしまう)みたいなシーンをめろとしてたじゃん。あのこーへいめちゃくちゃかわいくてキュンとしたね。「嫌だと言えない自分が嫌だ」って。

あ)急にロマンティックになってね。

み)そう!めっちゃかわいいって。

め)なんであのシーン5点じゃないのって思ってるから!

あ)あれ凄い可愛かった。素だったんだろうなって。「頭働かなかった」って言ってたし、ちょっと困ってたんだろうなって思った。普通の演劇だったら、その人になりきるとかその人の人生を生きるみたいな感じになると思うんだけど、素がでたところが逆に愛おしいみたいな世界線なのが面白い。

め)こーへいは結構頭で考えちゃうみたいなワーク中のフィードバックで多かったからこそ、頭が働かなかったっていうこーへいを見ることができた喜びがあった。
もう全員分喋れるね。8回分の濃さを感じた今。

あ)このキースクラスで週に1回必ず爆笑できる場所があった、それが本当に最近の心の支えだった。毎週金曜日に仕事ばん!って終わらせて「明日はインプロアカデミーだ!」ってなってた。8回は短かったけど、とてもいい時間でした。ありがとう!

インタビュー中にそれぞれのメンバーについて沢山語ってくれました。たった8回のオンラインワークでしたが、インプロを通して深い交流がされていたことを感じます。言葉だけでないコミュニケーションの可能性や体感的な学びがインプロにはあるのだなと思いました。興味のある方は、ぜひクラスに通ってみてください!

1995年静岡県出身。埼玉大学にて教育を学びながら、ミュージカルや演劇活動を行う。その後出会ったインプロに教育的価値を感じ、公演制作や俳優のアシスタントとして普及活動を行なっている。